曲投稿:「a child of the comet」

 とても久しぶりに曲を公開しました。昨年12月の「#作業してくる」の参加曲「vitalsign」が公開されたのが最後だったので、実に8カ月ぶりです。(その間、体調崩してたり色々ありました…)

 曲調としては珍しくドラムンベース系です。ドラムンベース、アートコア、ドリルンベース、ブレイクコア、リキッドファンク…etcの辺りの細かい分類ってぶっちゃけよく分かってないんですが、今回の曲の2分あたりからの展開のように細かいスライスを使ったり、サンプルを色々盛り込んだようなものをずっと作ってみたかったので、ようやく形にできて嬉しいです。

 また、今回は動画も投稿しています。1枚絵を編集した簡易的なものですが、映像と合わさることでより疾走感を感じられるかもしれません。

 

 曲のイメージは「自由な子供」でした。『metrospect(2016)』を制作していた頃から、曲を作る際にキーワードや物語的なものをメモするようになったのですが、今回は「子供、直感、自由、逸脱、突然の閃き、突然、夏、出会い」といった言葉を挙げていました。動画の中に出てくる「I'm happy to see you, a child of the comet」という文もそのメモの中から引っ張ってきたものです。つまりは論理や規律、不安に抑圧された心を鮮やかな感性の世界へ連れ出してくれる存在との出会い、といったものをイメージしていました。そのため最初は心理学用語の「ワンダーチャイルド」をタイトルにしようかとも思っていたのですが、より情景が広がるような言葉として「comet(彗星)」を持ってきました。

 

 制作上の大きな変化として、2カ月ほど前にメインDAWを乗り換えました。これまで5年ほどCubase7を使っていたのですが、この曲はAbleton Live10で制作しています。Liveは今まで触ったことがありませんでしたが、すぐに操作に慣れ、よく言われるようにループやサンプルを多用するタイプの曲に非常に向いていると実感しました。

 また、私は全体像を作る前に細部に囚われがちなため曲を作るペースが非常に遅かったのですが、Liveのセッションビュー/アレンジビューを行き来するワークフローのおかげで、曲の土台を即興的に作ってから細かく詰めていくという効率的な流れが自然と身に付きました。言うまでもなく全体の作業スピードはかなり上がっているので、この勢いで来月末に控えているライブの準備も進めていきたいところです。

 

 今回はこのあたりで終えたいのですが、実は秋にまた公開される曲が控えています…とだけ最後に。面白い企画に参加させて頂いたものですので、お知らせできるのがとても楽しみです。それでは!